フィレンツェ振り返り その1〜工房巡り編〜

昨日、日本に帰ってきました。

振り返ってみて、現地で感じた以上に、運がついていて、貴重な体験をさせていただいたとしみじみ感じています。

健忘録も兼ねて、少しずつ、書き残していこうと思っています。

ギャラリーのオープン時間が 15時半〜19時と、実にイタリアらしい時間帯だったので、空いた時間にいろんな体験ができました。

念願だった工房巡りは、靴、革小物、鞄合わせて、7件ほど見学。

日本人女性職人がやっている靴工房、日本人が修行に来ている工房も数件あって、実に刺激的でした。

imgp0984

img_2629

皆、もちろんイタリア語を操り、この地で生活し、商売をしている。

修行して、そのまま住み着き、工房を開く人もいれば、日本に帰って、職人を続ける人、ブランドを立ち上げる人、いろいろなんだと思う。

フィレンツェでも、生粋の職人さんは少なくなって来ているそうで、ものつくりとは、そして、その商売とは、何を目指し、何を作り、どうやってどこに届けるのか、ほんの小さな差が大きな違いを生む現代に、正直で丁寧な作り手を自らが守っていって欲しいと願わずにはいられない。

imgp1013 imgp1004 imgp1003

お金を払うお客さんで来たのではないのに、だからこそか 丁寧に工程を説明してくれ、質問にも答えてくれ、もちろん写真はどこもOKで、イタリアの職人さんは、いたってオープンマインドで接してくれた。

なにか想いが通じたのか、素材のカタログも見せてくれて、ここのだよ、って写真も撮らせてくれ、革の端切れが欲しいなら、集めておくから取りにおいで、と言ってくれたり。

imgp1025

imgp1028

今、思い出しても、涙が出るくらいに嬉しい体験だった。

言葉はわからなかったし、通訳で伝えてもらったりしたけれど、きっと私はキラキラの目をしていたと思うし、それが伝わった感じがした。

いつだって、リアルで会うに勝るものはない。

空気感も、エネルギーのやりとりも、同じ空間に居るからこそ、伝わる何かがあって。

異国の地でも、そんなやり取りができること、またひとついい経験をして、これからの展開含めて、思考を巡らせている。

だんだん、私の目指す方向に、いろんなツールが集まって来ている感じがしてならない。

望んだものは現れる?

さぁ、更なる発展だ!

Y’s445 Bag Designer & Creator 吉田美子